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ウワナベコナベワタナベ句会

 投稿者:林@伸光  投稿日:2011年12月 6日(火)00時31分25秒
返信・引用
  4日に奈良でおこなわれたウワナベコナベワタナベ句会・さよじんの得点句より

まぶしいわ紅葉の中に入りましょ   Y.T
引き出しの項目シール冬紅葉   Y.O
校庭の進軍ラッパ色づいて   N.H
薪を積む誰が眠っているのかわからない   Y.O
さびついたレールの先の秋の果て  Y.T
山茶花やうつむく君のリボン似合いて   S.W
さざんかと観音様としずかな午後   M.N
縁側で並んで食べるエアポテト   A.I
不退の寺退く我ら国道を止め   S.W
あちこちに池のある町山紅葉         A.I
石棺の眠りさめたり紅葉の手   Y.T
 
 

秋の句

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年10月16日(日)23時46分15秒
返信・引用
  盗まれた室外機の跡タブラ・ラサ
空に本確かに高いなうろこ雲
秋の風首から入って腹に抜け
いつのまに着地したのか彼岸花
うちに来るおニューのパソコン上海港
もう一度すすきの奏でる君の歌
あきず野にアンテナ立てて声を待つ
 

晩夏5句

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年 9月16日(金)01時33分4秒
返信・引用
  季節外れですみません。夏の終わりの句ということで投稿させていただきます。

向日葵よ俺の代わりに焼けてくれ
夏風邪のふくらむ頭に絵を描く
盂蘭盆の光る路上に蝉むくろ
枯れ花とツゥームストーンにストーンズ
宿題の頭にとまる黄金虫
 

Re: 郡山のSさんに寄せて

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年 9月 2日(金)14時24分34秒
返信・引用
  > No.327[元記事へ]

> 宅急便は今どのあたり青海苔も送る

俳句は、短い言葉の組み合わせなのに作者の心情や心根のようなものまで伝えてしまうから不思議だ。俳句としての巧拙については僕にはわからないが、今回の彩さんの句にはどれも背後に(被災地の知人を思いやる)暖かい視線を感じる。
上の句では、「宅急便は今どのあたり」の部分に、交通事情が悪いためなかなか届きそうにない荷物の現在地を思い測る気持ちと、荷物がなかなか届かないような遠くにいる被災地の知人の、見えにくい現状を思いやる気持ちとがオーバーラップしているような感じがします。Sさんは関西人なのでしょうか?

> 転校はしないドラムを叩く日曜日

被災地にとどまってがんばっていくと決めた、その少年の決意がドラムのビートとして現れ出ている。そして同時に、そのドラムの音は、その少年に対する作者のエールのようでもある。
 

Re: 郡山のSさんに寄せて

 投稿者:長野久人メール  投稿日:2011年 8月29日(月)07時12分42秒
返信・引用
  > No.327[元記事へ]

茨木彩さんへのお返事です。

> 宅急便は今どのあたり青海苔も送る
> 電線のない三春町に花吹雪
> 体育館に8クラス五月の参観日
> もう窓も開けていますと梅雨間近
> 北国の桃梨の味空の色
> 転校はしないドラムを叩く日曜日

肩に力が入っていなくていいですね。こんな感じになかなか詠めないです。

転校はしないドラムを叩く日曜日

高校生なのでしょうか、力強い決意を感じます。心に響く句でした。
 

郡山のSさんに寄せて

 投稿者:茨木彩  投稿日:2011年 8月25日(木)10時19分19秒
返信・引用
  宅急便は今どのあたり青海苔も送る
電線のない三春町に花吹雪
体育館に8クラス五月の参観日
もう窓も開けていますと梅雨間近
北国の桃梨の味空の色
転校はしないドラムを叩く日曜日
 

Re: 震災句・原発句に関して

 投稿者:長野久人メール  投稿日:2011年 8月18日(木)18時00分20秒
返信・引用
  > No.324[元記事へ]

ODANAKAさんへのお返事です。

> 狂狂(くるくる)パーまいどまいどのきのこ雲
> 福一やああ福一や福一や
> ブタ喰らうブタがトン舎の蛆の海
>
> 僕は長野さんの句が好き(鹿の目 月光と蝉など)なのですが、今回の上の3つはなんかやけくそみたいであまり良くないと思いました。展望の見えない状況を反映しているのかも知れませんが・・・・。ところで「福一」って何?

ご指摘の通り、ヤケクソで作りました。感情的なのは俳句には似合いません。こういうのを、ごまめの歯ぎしりって言うんですかね。
 

Re: 震災句・原発句に関して

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年 8月18日(木)10時26分46秒
返信・引用
  > No.324[元記事へ]

> ところで「福一」って何?

わかりました。
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
 

Re: 震災句・原発句に関して

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年 8月18日(木)10時11分42秒
返信・引用
  > No.323[元記事へ]

> 僕は今回ibaraさんの句が全くわからなかった。小倉さんの解説を読んでようやく雰囲気が掴めたが、まだもう一つピンと来ていないのが正直なところ。同様に小倉さんの「募金箱一万個タラの芽の一万本」とか「山積みのランドセルよりアスパラガス」とかもわかっていない。

と書きましたが、「募金箱一万個タラの芽の一万本」とか「山積みのランドセルよりアスパラガス」の句には言葉を扱う上での突抜感があって、(読んで意味が理解できないのではなく、)ポンと投げ出されたイメージを僕自身がどのように受け止めれば良いのか戸惑っている、という感じです。
ibaraさんの句はその点で非常にマニエリスティックなもののように感じ、その言葉を扱う上でのマニエラが見えてきて言いたいことがあまり伝わって来ないように感じました。

狂狂(くるくる)パーまいどまいどのきのこ雲
福一やああ福一や福一や
ブタ喰らうブタがトン舎の蛆の海

僕は長野さんの句が好き(鹿の目 月光と蝉など)なのですが、今回の上の3つはなんかやけくそみたいであまり良くないと思いました。展望の見えない状況を反映しているのかも知れませんが・・・・。ところで「福一」って何?
 

震災句・原発句に関して

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年 8月18日(木)02時13分5秒
返信・引用
  未曾有とは味噌汁に似て花吹雪
小倉さんは「俳句は時事ネタが苦手である。簡単に言うとそれは短いが故に当り前の世界に陥りやすいからである」と言われる。ただ今回の場合、俳句固有の短さに由来するというよりは、この「未曾有」の事態との距離の取り方に由来する難しさがあると思う。つまり、「未曾有」の事態に真っ向から直面すれば言葉は出て来ないだろう。「未曾有」の事態は表象行為を拒絶するだろう。もし、自分の感じる物事について何かをいおうとした時、事物と自分との距離を測らざるを得ない(あるいは不可避的に距離が現れ出てしまう)。「未曾有とは味噌汁に似て」とは、「未曾有」が「味噌汁に似て」しまうほどの距離にいるということを正直に表そうとしていると思う。そして「味噌汁に似て」しまうことがユーモラスなのではなく、そのような距離の取り方こそがユーモアをかもしてしまうのだろうと思う。ただ、僕は震災の句は書けなかった。だから原発問題についての句を書きました。

呼吸浅浅く異形の向日葵植える日
「異形の向日葵」という言葉からキーファーの描いた黒いヒマワリのシルエットを思い出した。異形のものを当然のように栽培する近未来の光景なのだろうか。

茫々と焦げていく積み木アマリリス
僕は今回ibaraさんの句が全くわからなかった。小倉さんの解説を読んでようやく雰囲気が掴めたが、まだもう一つピンと来ていないのが正直なところ。同様に小倉さんの「募金箱一万個タラの芽の一万本」とか「山積みのランドセルよりアスパラガス」とかもわかっていない。まだまだ僕の頭が柔らかくなっていないのでしょう。
「茫々と焦げていく積み木」という言葉はすごくイメージを喚起させられます。
 

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