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震災句・原発句に関して

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年 8月18日(木)02時13分5秒
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  未曾有とは味噌汁に似て花吹雪
小倉さんは「俳句は時事ネタが苦手である。簡単に言うとそれは短いが故に当り前の世界に陥りやすいからである」と言われる。ただ今回の場合、俳句固有の短さに由来するというよりは、この「未曾有」の事態との距離の取り方に由来する難しさがあると思う。つまり、「未曾有」の事態に真っ向から直面すれば言葉は出て来ないだろう。「未曾有」の事態は表象行為を拒絶するだろう。もし、自分の感じる物事について何かをいおうとした時、事物と自分との距離を測らざるを得ない(あるいは不可避的に距離が現れ出てしまう)。「未曾有とは味噌汁に似て」とは、「未曾有」が「味噌汁に似て」しまうほどの距離にいるということを正直に表そうとしていると思う。そして「味噌汁に似て」しまうことがユーモラスなのではなく、そのような距離の取り方こそがユーモアをかもしてしまうのだろうと思う。ただ、僕は震災の句は書けなかった。だから原発問題についての句を書きました。

呼吸浅浅く異形の向日葵植える日
「異形の向日葵」という言葉からキーファーの描いた黒いヒマワリのシルエットを思い出した。異形のものを当然のように栽培する近未来の光景なのだろうか。

茫々と焦げていく積み木アマリリス
僕は今回ibaraさんの句が全くわからなかった。小倉さんの解説を読んでようやく雰囲気が掴めたが、まだもう一つピンと来ていないのが正直なところ。同様に小倉さんの「募金箱一万個タラの芽の一万本」とか「山積みのランドセルよりアスパラガス」とかもわかっていない。まだまだ僕の頭が柔らかくなっていないのでしょう。
「茫々と焦げていく積み木」という言葉はすごくイメージを喚起させられます。
 
 
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