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山本皓平君の句を詠んで

 投稿者:長野久人メール  投稿日:2011年 8月18日(木)01時49分21秒
返信・引用
  句全体を通して感じることは、持ってる気持ち、境遇、時代、世代、環境が違うなあとおじんは思います。草食系ってこんな感じなのかな。おじさんは歯を食いしばって今も生きてるからこれらのような句は作れないと思います。

カーボーイになって花火に誘いたい

この気持ちなんとなくわかる。誘わなかったら一生後悔する。人生最大の後悔は誘わなかったことだから。文学青年はロマンチストだから空想の世界なのかなあ。
 
 

皆様の句を詠んで

 投稿者:長野久人メール  投稿日:2011年 8月16日(火)09時13分8秒
返信・引用
  空席に朝顔の蔓巻き付いて
小倉さんの句。津波で流されたバスが傾いて窓ガラスもなく、数カ月経って朝顔の蔓も中に這い出してきて錆びついた空席に巻き付いている。バスは白地に赤の線。視線は前側から頭より少し上から俯瞰している。こんな映像が思い浮かびました。写生句のような映画の一コマのシーン。
海に向かい居並ぶ朽ちた巨神兵
ODANAKA君の句。福島1~4号機はまさにこんな感じです。大丈夫、問題ない、直ちに体に影響ないなんてよく言えますよね。このざまで。
見えぬものに両手かざしてAの町
林@君の作品。Aはあと読むと、あの町多分こうではないでしょう。Aの町、放射能対象の沢山の匿名の町。見えないものに対する恐怖は見えるものより怖い。わからないは怖いのです。正直に教えてほしい、嘘はどうせバレるから。
茫々と焦げていく積み木アマリリス
茨木さんの句。アマリリスをアリマスと読んでしまいました。この場合のイメージは巨大なビルのような積木が燃えて上から崩れ堕ちてくる映像でした。舞台演劇の役者の台詞のようであり報道番組の映像のようでした。アマリリスなんだと思うと違ってきます。とんでもない間違いですけどアマリリスだとアンビバレンスが同一平面上にある時事的絵画に感じられます。この違和感がこの句の面白さなんですね。
 

近作7句

 投稿者:山本皓平  投稿日:2011年 8月16日(火)03時54分9秒
返信・引用
  みなさま、ご無沙汰しております。小倉さんの紹介でこちらに寄せていただいております、学生の山本皓平にございます。

近作7句を投稿させていただきます。お楽しみいただければ幸いです。




夏めいた朝ミスチルの桜井さん
折り紙でヨットを作るのが宿題
ビー玉のことを思って髪洗う
総選挙一位の夏帽子をかぶる
ビタミンの勉強していたら涼しい
カウボーイになって花火に誘いたい
神様が10人くらいいる残暑




よろしくお願い致します。

皓平
 

原発句

 投稿者:長野久人メール  投稿日:2011年 8月16日(火)02時31分38秒
返信・引用
  小倉様 お久しぶりです。子育てはいかがですか。久しく俳句作ってませんでしたので俳句頭になりません。添削よろしくお願いします。


クマゼミに節電せよと言い聞かす
ふらふら病こんな感じか二日酔い
古代魚も追いつけぬ半減期
狂狂(くるくる)パーまいどまいどのきのこ雲
福一やああ福一や福一や
雨宿りカエルと目が合う夏の午後
ブタ喰らうブタがトン舎の蛆の海
 

Re: 林作品を読む

 投稿者:林@伸光  投稿日:2011年 8月15日(月)21時11分11秒
返信・引用
  > No.315[元記事へ]

小倉さん

講評ありがとうございます。
御指摘いただいた通り、改めて見直すと感情をそのまま読んだ句になっていました。
他の句を鑑賞する頭も感情に支配されていたようで、ibaraさんはじめ小倉さん、小田中さんの句も講評をふまえて読み直すと違った見え方がしてきました。
ツイッターやフェイスブックなどに書くよりも却って自分の感情を吐露しやすいのかもしれません。普遍性を意識しつつもうしばらく震災句を作ってみようと思っています。




http://www.sajiyoji.net/

 

Re: ibara作品を読む

 投稿者:iIbaraメール  投稿日:2011年 8月11日(木)18時50分33秒
返信・引用
  > No.316[元記事へ]

小倉さん、ありがとうございました。
ちょっと…とご指摘のありましたところ、腑に落ちました。
捨てないで推敲していきます。
傷みや怒りが知らず知らず溜まっていて頂点に達したところで
どっと塊になって出たみたい。切実な句に驚いています。

 

ibara作品を読む

 投稿者:オグラメール  投稿日:2011年 8月 9日(火)10時25分16秒
返信・引用
  放射線はビミョウビミョウよ白苦瓜

私は積極的に福島産の農作物を食べるのには疑問を感じている。そんな中「福島産の桃があるけど食べる?美味しいよ。」と知り合いがメールしてきた。私はすぐに「食べるよ」と返信。まあ少しくらいいいか、という気分である。既にかなり放射線に寛容になってしまった自分がいる。まさに放射線とはビミョウビミョウだ。白いゴーヤを我が家で作っているが、苦みもさほどなく生でも食べられる。ゴーヤが好きな人にはこれもビミョウだろうな。



がらんどうのピーマン懺悔などするな

ピーマンががらんどうなのは当り前だが、その後に強烈に、命令口調で懺悔などするな、と言い切るところが句を引き締めている。懺悔とは自分の犯した罪を悔い改めることであるのに、軽々と何度も平気で謝る会見は本当に腹立たしい。謝るくらいなら現状ををなんとかしろ、ということだ。この句をそう読んでもいいし、もっと身近で読んでも面白い。我々はとかく懺悔をしがちであるが、実際は懺悔になっていない。


水葬も土葬も棘を抜かれゐて

ちょっと難しい句。棘を抜かれていることが何を意味するのかわからなかった。でも雰囲気はなんとなく分かるような気がする。


イタイダロウマバユイダロウ銀化する貝

放射線を浴びている貝なのだろうか。イタイはあたりまえだが、マバユイがちょっと以外。放射線を浴びるというとんでもないことをニュートラルに捉えているところがいい。銀化も同様である。


きゅるきりりちゅるちりりなつのみず逝く

ちょっと読みにくいぶん損をしているか。それが狙いか。好き嫌いが別れそう。私はあまり好きではない。


茫々と焦げていく積み木アマリリス

これも放射能汚染を捉えたものだろうか。目に見えない、はっきりしないが進んでゆく汚染と、鮮やかに咲くアマリリスとの対比がちょっとコワイ。


ibaraさんとは数回句会をしたことがあるが、今回の作品は私の持つイメージとはずいぶん違った。震災を真正面から捉えた潔い句でよかった。
 

林作品を読む

 投稿者:オグラメール  投稿日:2011年 8月 9日(火)09時44分53秒
返信・引用
  会見に倦みし卯の花曇りかな

震災関連の会見はなんとも腹立たしいものが多く、もううんざりといったところか。季語も
ややダルイ感じで重複感がある。


ゆらゆらと節電癖のある暮らし

震災を考えなければ、よく分からないけれど節電している日々の暮らしの感じが出ている、
季語がないのが物足りないのは俳人だけだろうか。


弛げなる放水車両や半夏生

今読むと震災の句かと思うが、そうでなければ半夏生の頃に見る消防の放水である。「弛
む」が1句目の「倦む」同様にやや思いが出過ぎた感じがする。


見えぬものに両手かざしてAの町

震災の句として好きな句。まさに見えぬものにおびえつつも、少しずつ慣れてゆく日々が怖
い。そんなAの町である。震災を抜きにしてもおもしろい。


呼吸浅浅く異形の向日葵植える日

この句も「浅浅く」がやや気になるが、異形の向日葵がコワくていい。今なら放射能汚染が
すぐに浮かぶが、震災以前でも、読者それぞれが自分の中にある不安のようなものを思い浮
かべるのではないか。


気さぶし段ボール板に響く応援歌

「気さぶし」が言い過ぎではないか。7・5だけで十分伝わるはず。


見よかしにペットボトルのあからさま

これ見よがしにペットボトルがある。被災地のことか。あからさまがよくわからない。


林作品は「倦みし」「弛げなる」「気さぶし」「見よかし」「あからさま」のように思いをそのまま言葉にした傾向があり、それが説明的になってしまっている。一方、「ゆらゆらと」「呼吸浅浅く」「異形の」などは説明的な表現でありながら、句の中では説明に終わらず、ある世界を作り出しているのではないか。

 

俳句を読む

 投稿者:オグラメール  投稿日:2011年 8月 9日(火)09時14分11秒
返信・引用
  これは俳人のクセなのか、私だけの問題か、これらの句を震災や原発事故抜きで読もうとし
てしまう。これは俳句が極端に短いため、ある特定の状況に大きく影響された句は普遍性を
欠き、そのときの感情、感傷に流されただけの句になってしまうことが多いからである。

基本的には良い句というのは、震災を背景にしても、そうでなくてもどこかに魅力があるの
である。やがて震災が過去のものとなったとき、良い俳句だけが色あせずに残るはずであ
る。



 

Re: 小田中作品を読む

 投稿者:ODANAKA  投稿日:2011年 8月 4日(木)17時31分34秒
返信・引用
  > No.311[元記事へ]

オグラさん、講評をありがとうございます。
他の方々への講評を一通り終えられたら、僕もコメントを投稿するかも知れません。
とりいそぎお礼まで。
 

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